日本の訪れたい世界遺産、琉球王国のグスクと関連遺産群、白川郷・五箇山の合掌造り集落、知床半島の魅力。

世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき、人類が共有し、普遍的な価値をもち、後世に残したい意味を持つものを指します。

今回も日本の世界遺産の中からぜひ訪れていただきたい所をご紹介します。


☆琉球王国のグスクと関連遺産群
琉球王国のグスクと関連遺産群は、グスクなどの琉球王国の史跡群を総称した名称で2000年に世界遺産に登録されました。

今帰仁城跡(なきじんじょうあと)、座喜味城跡(ざきみじょうあと)、勝連城跡(かつれんじょうあと)、中城城跡(なかぐすくじょうあと)、首里城跡(しゅりじょうあと)、園比屋武御嶽石門(そのひゃんうたきいしもん)、玉陵(たまうどぅん)、識名園(しきなえん)、斎場御嶽(せーふぁうたき)の9件とその周辺地帯です。

グスクとは、 古琉球(ぐすく)時代の遺跡のことで、城(しろ)と訳されていますが、御嶽(うたき=聖地、拝所)として多くの参拝者が訪れていました。

グスクの築城は12〜13世紀で、地形にそった美しい曲線を描いているのが特徴です。 
現代では城を「グスク」と読むか「シロ」と普通に読むか議論されたりもします。


☆白川郷・五箇山の合掌造り集落
岐阜県と富山県にまたがる「白川郷・五箇山の合掌造り集落」は、「人類の歴史上重要な時代を例証する、ある形式の建造物、建築物群、技術の集積、または景観の顕著な例」などの基準を満たすものとして、1995年に採択され、「文化遺産」として世界遺産に登録されました。

山間部の豪雪に耐える建築構造と、屋根の両端が本を開た様に三角形の「切妻合掌造り」になっています。
茅葺きの大屋根は約20〜30年ごとの葺き替えが必要です。

1軒替え終えるまでには1週間以上の日数と大変な労力を要するため、昔の人々は互いに助け合う「結(ゆい)」という制度をつくり、村人総出で行っていました。

1階は居室空間、2階以上は屋根裏の寝室や養蚕に利用するための作業場など、工夫された独特な特徴を持っています。

五箇山(ごかやま)とは、赤尾谷、上梨、下梨、小谷、利賀谷の5つの谷間の総称で、その集落の景観や主な登録物件は、白川郷の113棟の合掌造り家屋が残されている中、遺産に登録されているのは保存状態の良い59棟で、古いものは17世紀に遡るものもあります。

相倉は20連、菅沼は9連が登録されています。


☆知床半島
北海道の東北端、オホーツク海と根室海峡に挟まれた知床半島は、2005年に日本で3番目の「世界自然遺産」として登録されました。

1,000メートルを越える知床連山を境界に網走、根室の両支庁に分かれています。

知床は流氷が接岸する世界最南端の地であり、海と川と森が一体となった生態系を持ち、サケ科魚類、トドやクジラ類など海生哺乳(ほにゅう)類、希少海鳥類、渡り鳥類にとっても重要な地域です。

また、オオワシやシマフクロウなどの世界的に貴重な絶滅危惧(きぐ)種が生息する野生生物の宝庫ともなっています。

このような姿をクルーズ船で海からの知床を楽しむことができます。

野生動物にエサをやるのはタブー、
知床はヒグマの棲み家と心得よ、
エゾジカとの衝突事故に注意、
これが知床散策3つのこころえです。

貴重な動植物や自然が今も手付かずの状態で残る「地の果て」知床を、私達は守り続けるためにできることをすべてしなければならないと思います。


日本の訪れたい世界遺産、厳島神社、石見銀山遺跡の魅力。

世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき、人類が共有し、普遍的な価値をもち、後世に残したい意味を持つものを指します。

今回も日本の世界遺産の中からぜひ訪れていただきたい所をご紹介します。


☆厳島神社
広島県宮島にある厳島神社は1996年、に世界遺産に登録されました。

神社のほか、大鳥居が立つ前面の海、背後の弥山を含む島の14%が登録されています。

厳島神社は、「安芸の宮島」と呼ばれ、日本三景の一つにもなっている厳島に鎮座する社で、国宝にも指定されています。

水に浮かぶ様に建てられた社殿は、神聖な土地に建てるのを避け「神をいつきまつる島」として崇められていました。

宮島は古くから聖域とされ11世紀までは神官しか島に渡ることが許されていなかったり、現在でも「不浄を避けるため」という島内には墓地がありません。

また厳島神社は、社殿だけでなく回廊、舞台全てが国宝に指定されおり、大小8つの建物が浅瀬に打った杭の上に建ち、回廊で結ばれています。

朱塗りの美しい社殿は、12世紀平安時代の様式そのままです。夕日の海に浮かぶ大鳥居の美しさは格別で、干潮時には陸続きとなり、徒歩で鳥居の下まで行くことができるほか、満潮時には鳥居をくぐる参拝遊覧船なども運航しています。


☆石見銀山遺跡(いわみぎんざんいせき)
島根県の中央にある石見銀山遺跡(いわみぎんざんいせき)は400年の歴史を持つ世界有数の銀鉱山遺跡で、2007年世界遺産に登録されました。

石見銀山の登録物件は、「銀鉱山跡と鉱山町鉱山」、「港をつなぐ街道」銀を積み出した「港と港町」が「文化遺産」に登録されています。

石見銀山の周辺には、鉱山町として栄えた江戸時代当時の町並みの面影が、平成の今になってもしっかり残っています。

全盛期には世界の産出銀の3分の1を占めた石見鉱山は「環境に配慮し、人と自然が共生しながら銀生産を実現させたこと」なども評価され、その周辺の景観とともに鉱山開発の伝統的技術の跡が残っていることから、産業遺跡としての評価が高まりました。

龍源寺間歩(まぶ=坑道)は正徳5(1715)年に開発され、279ある間歩の中でも2番目の規模を誇ります。

現在でも坑道内を見学でき、ノミの手掘り跡などが随所に見られます。

石見銀山エリア内は交通規制区域があり、観光目的の車は進入できない箇所が多々あります。

大森エリアは、銀山の経営や行政の中心として栄えたところで、石見銀山資料館にもなっている大森代官所跡をはじめ、武家屋敷や商家などの古い家並みが続き、国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。

ぜひ、自分の目でご覧くださいね♪

日本の訪れたい世界遺産、古都京都と奈良の文化財の魅力。

世界遺産とは、1972年のユネスコ総会で採択された「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づき、人類が共有し、普遍的な価値をもち、後世に残したい意味を持つものを指します。

日本は1992年に先進国では最後の126番目の加盟国となりました。

優れた普遍的価値をもつ建築物や遺跡を「文化遺産」、優れた価値をもつ地形や生物、景観をなどもつ地域を「自然遺産」、文化と自然を両方兼ね備えた「複合遺産」、後世に残すことが難しくなっている「危機遺産」の4つに分類されます。

☆古都京都の文化財
古都京都の文化財は、京都府京都市・宇治市、滋賀県大津市に存在する寺院等の総称で1994年にユネスコの世界遺産(文化遺産)として登録されました。

平安京に遷都されて以来、約1200年にわたり政治・経済、文化の中心地として繁栄してきた京都には、神社仏閣の建造物をはじめ数多くの文化財が残されています。
今も人気のわけがわかりますよね。

京都市・宇治市・大津市に17もの社寺が古都京都の「文化財」として登録されています。

清水寺(きよみずでら)、延暦寺(えんりゃくじ)、醍醐寺(だいごじ)、仁和寺(にんなじ)、平等院(びょうどういん)、宇治上神社(うじがみじんじゃ)、高山寺(こうざんじ)、西芳寺(苔寺)(さいほうじ)、天龍寺(てんりゅうじ)、鹿苑寺(金閣寺)(ろくおんじ)、慈照寺(銀閣寺)(じしょうじ)、龍安寺(りょうあんじ)、本願寺(西本願寺)、二条城(にじょうじょう)の寺社は、その建築や庭園など古都京都ならではの特徴ある様式や意匠を今に伝えています。


☆古都奈良の文化財
古都奈良の文化財は、奈良県奈良市地域に存在する寺院等の総称で1998年12月2日に日本で9件目の世界遺産(文化遺産)として登録されました。

特に中でも法隆寺西院(さいいん)には金堂・五重塔・中門・回廊など飛鳥時代の姿を現在に伝える世界最古の木造建築があります。

この建築物群がユネスコの世界文化遺産として日本で初めて推薦されました。

聖徳太子のお寺として知られている東大寺、質素な造りの「花のお寺」としても知られる興福寺、768年神殿創設で藤原氏の氏神の春日大社、春日山原始林、元興寺、薬師寺、唐招提寺、平城宮跡が登録されています。

のんびりと歴史・文化の宝庫がちりばめられた奈良に一度訪ねてみませんか。
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